夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

豚とイノシシと、チンパンジーと人間と。

香港に仕事で行ったときに印象に残ったこと。

丁度今は旧正月だが、いわゆるポチ袋のようなものを貰った。今年はイノシシ年(亥)であると認識していた私は、ブタの絵がついた袋を見て驚いた。「今年は豚年やったんか!!」

その後、イノシシと豚は遺伝子的(分子的?)には同じものだ、ということを知った。

犬と狼のようなものか。これはいわば白人と黒人位の区別なのだろう。

全く別物と思っていて、実は遺伝子的には変わらない、と知って意外に思ったのは、蝶と蛾の区別。これも無いようだ。個人的には、さっぱりして気もち悪くない顔のものが「蝶」、毛むくじゃらで気もちわるいのが「蛾」と区別していた。あとは止まった時に羽根が開いているかいないか。

だが、遺伝子的には変わらないようだ。。

人間は、そういう意味ではチンパンジー・ヒトグループの一種で、特別な霊長類ではない、という。なんとなく別種、と思っていたが、チンパンジーは同じグループの一員、いわば犬と狼くらいの(もっとか?)差なのかもしれない。

そもそも種とはなにか。大きくみると、「生物」というくくりで見れば、「生物」と「鉱物」位の大きな差がないと、生物間の差は、大したことはないのかもしれない。

(豚とイノシシ、なんて、ただ牙の有無位なんですね。。)

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