夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

生きるとは。

どんなことでもない。生きるとは

考えることができる、ということだ。
         
           長田弘


人生はたぶん「今」しかなくて、もっと考えてみると
捕まえられるような「今」なんて物も、実はないのかも
知れません。
           川上未映子

光、射す。 ああ、季節がまた巡ったのだ。

           池田晶子

詩人とは、人間と神々の間に投げ出された存在。

           ハイデッガー

老いはじめると、代謝の低下したからだは外部からのエネルギーを
積極的に取り込むようになる。

鳥の声、針葉樹林の香り、濃すぎる青空、鮮やかな緑の苔、
沢の水音、木漏れ陽。

           南木圭士

ねがわくば 花の下にて春死なむ

      そのきさらぎの望月のころ


           西行






植物に意識はあるのだろうか。木立の前にたたずむと、
木に、見られているという感じがある。

葉の落ちた公園の桜の木。均等に並んで、こちらを
見ているような気がする。

ベジタリアン、植物は生きていない、という前提で
あるような。

そうなのだろうか。