私は陶芸に関してはほとんど知識が無い。
器などは好きなはずだが。。民芸や侘び寂びというような境地も好きだ。
まあ、機会が無かったのだろう。身近でそういったものに接することがなかった。
どちらかというと西洋陶磁器か。
陶芸は個人技であろう。西洋ものは集団によるプロダクツ、という印象だ。
版画を創る人の中に、陶芸をやる人が案外多い。
絵付け、というアプローチもある。
だが、私はそういう立体であれば、むしろ陶器製のドールに惹かれる。
版画をやるか、四谷シモンさんの人形教室に行くか、迷ったものだ。
河井寛次郎氏がいうひとこと、そのあたりでズーンと来た。
すきなものの中に私がいるのであれば、
すきなものを見続けることで、私は私をリフレインで見ることが、
できるだろう。
(すきなものは自分の一部のような気も、しますね)