「ノルウェイの森」を某教育大学のロビーで読んで以来、村上春樹はできれば読むようにしている。
新刊が出たらすぐ読む、というわけではなく、どちらかというとBOOK OFFの105円コーナーに落ちてきていると買ったり、図書館で予約して読んだり、というクチだが、しかし内容についてはいつも信頼している。ベストセラーになったから読もう、というのがなんとなくイヤなようだ。
この本、今日行ったBOOK OFFで500円だった。いままでは950円が大半だったので、これは安くなったように感じて、とりあえず購入した。
10月25日には英語訳が発売、アマゾンで5位以内で登場したという記事も頭にあったかもしれない(読売中部版、11月3日)。池田晶子さんも推薦した”ユング 魂の現実性”を書いた河合俊雄氏が村上作品を評しているとのことだ。現在大きく変容しつつある人間の自我が、”近代社会のその先で、現実感をつかみかねている現代人が「どのような意識を持ち、どのような世界に生きているか」。それを見事に書いてみせたのが村上作品だと、河合氏は指摘する。”(引用:読売新聞記事)。
今朝庭に出ると、蝸牛がいた。近づいて見ていると近くに別の小さな蝸牛を発見。子供だろうか。蝸牛はどのように生まれるのだろう。まだモンキチョウもばったもいる。この時期、冬が近づいてくると、なんとなく昆虫(蝸牛は昆虫ではないかもしれないが)たちが心配になってくる。
昨日と本日買った本。最近本を買いすぎかもしれない。
それと、これから買うかもしれない気になった本。
高峰秀子の本は11月25日に新装版が発売ということだ。
それと、「パンセ」という語、パスカルで知ってはいたが、思想、という意味だと初めて知った。