夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

書くことの、意味。

真理であるほど、言葉は逃げる。 「諦めないこと、書くことです」 「書いて、一歩でも前へ進めることです」 「そうでなければ、我々がこの宇宙に存在したことの意味はないのですから」 埴谷氏は、そう言って私を叱咤した。 池田晶子 死とはなにか P.218 初出…

孤独とは何か。

孤独とはなんだろうか。 まず 字を見ると、”独”=一人で、の意味であるが、まず字を見たときの印象がある。 表意文字である漢字は、その形を見ることで心にそもそものイメージが与えられる。 国語的に正確ではないかもしれないが、獣と虫が並んでいるように…

珈琲と読書。

私にとってコーヒーとはなにか。 まずは日々の空腹を忘れるための、「マンナンライフのこんにゃく畑」的なもの。 カフェインの効果は、多分慣れすぎていてあまり無いように思う。気づかず中毒化しているのかもしれないが、多分空腹感克服の方に比重が高くな…

人のくつろいでいる様子だけを見てその人となりを理解することはできない。

人のくつろいでいる様子だけを見てその人となりを理解することはできない。 これは、ダニエル・L・エヴェレットがその著書、「ピダハン」で述べていることばだ この語が含まれている箇所を引用してみる。P.154だ。 ジャングルにいる彼らを見て、わたしは村…

ピダハン。(読書感想文)

アマゾンにピダハンという部族がいる。 1951年生まれのダニエル・L・エヴェレットは1977年、26歳で初めて夏期言語教会(SIL)により聖書をピダハン語に翻訳するために派遣された。彼はその後2006年まで30年に亘りピダハン族の村に断続的に家族ともども滞…

自由とはなにか。

今日から出勤。 森博嗣氏のエッセイが好きで読んでいるが(エッセイは読みやすくて軒並み大好きだが、どちらかというと男性作家のエッセイは軽やかとはいいがたい。女性作家の須賀敦子や向田邦子、森茉莉あたりが好物だ。いい感じで力が抜けており、そこで感…

サイゼリアとサイゼリヤ。

今日の体重は62.4kgであった。体脂肪は残念な10.2%。体重が落ちても、体脂肪が上がったということは、筋肉が落ちたのかもしれない。。 ということで、できるだけタンパク質を摂る日々に戻している。昼食抜きはガマンというよりフェスティング(でしたっけ)…

人類の発明。

発明、とはなんだろうか。 個人的な感覚だが、何もないところ、あるいはなにかベースとなるものはあっても、全く別世界のものを、作り出すことを指すように思う。 なんどか言っている気がするが、人類の大きな発明は、 ①時間の概念 ②空間の認識 ではないか、…

美醜と、メメント・モリ。

人が他人を美しいと思う理由は、美しいものが長生きにつながる可能性が高いからだという。 この説には個人的には納得感がある。 人が他人を見て美しいと思う、ということは、とにかくとことん自分勝手であり、コントロールがしにくい、と思ってきた。 ある意…