夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

自分とは何か。

茅野に向かう中央線特急で、ケン・ウィルバー「無境界」を読み終えた。 気に入った箇所を抜き書くことにしているので、フニャッとした座席と横揺れの所為で久しぶりに電車に酔う体験をした。 セラピー、というと、精神に異常を来して駆け込む、というか、す…

無境界。

無境界―自己成長のセラピー論 作者: ケン・ウィルバー,吉福伸逸 出版社/メーカー: 平河出版社 発売日: 1986/06 メディア: 単行本 購入: 6人 クリック: 26回 この商品を含むブログ (7件) を見る 自分のなかに入っていけばいくほど、自分からはずれていくので…

ひきこもらない、ひきこもり。

妙なタイトルになった。 政治、とは、基本的に同調圧力への脊髄反射であると 思っているが、 ”ひきこもり”と見られる人々への対応、 たとえば、 ひきこもりは、ひきこもって税金を払わない(あるいは将来払わない)、老齢化すると生活保護受給者となる、 な…

限界とはなにか。

宇宙、を有機体や無機体の 集合とみるのなら おのずからその”限界”を感じるが そもそも限界とは、なにかとなにかがあってその境界線のこと なにかとなにかがどこまでも一つで あるのなら、 そこに限界はないだろう。 限界という考え方こそないのだろう。 た…

境界。

宇宙、はなぜ誕生したか。 この問いには、誕生前の宇宙(たぶん無)から、現在の地球含めさまざまな物質のある宇宙とが違っていて、なんらかの境界をへて変化したのだろう、という前提がある。 そうでなくて、無(である宇宙)と今の宇宙との差異はない、と…