夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧

自分の死、人の死。

”私は私自身に対しては決して死なない。私は単に他人に対してのみ、すなわち私との絆が断たれて後に残されてゆく人々に対してのみ死ぬだろう。 死の時は新しい、一層輝かしい生への誕生の時である。”フィヒテ 「人間の使命」1800年 大峯顕 宗教の授業 P.44”…

歌心。

”「和歌ヲ楽ミテ、ホトンド寝食ヲ忘ル」という彼の楽が、やがて自分の学問の内的動機に育つという強い予感、或は確信が、強く感じられるからだ。” 小林秀雄 「本居宣長」 上 P.56 新潮文庫版学問、とはなんだろうか。寝食を忘れるほど熱中し、それを”果てし…

電車の中。

電車に乗る人生だ。中学・高校の時は、一日に4時間乗っていた。おかげで揺れても字を追う能力が高まったかも。あまり嬉しくないようだが。最近でいけば、スマホである。かく言う僕もそうである。見まわしてみると新聞派は本当にすくなくなったようだ。先日…

歴史の中の私の人生。

私は昨日で50歳になった。どちらかというと直観的感性で、論理的に物事を考えるのは(多くの皆さんともおなじく)苦手としているのだが、肉体年齢は気にしないように”気にしている”。最近は、なるべく歩くようにしている。運動も、できるときにはやるように…

引き続き。

池田晶子さんの本、「考える日々」を読んでいる。考える日々 全編作者: 池田晶子出版社/メーカー: 毎日新聞社発売日: 2014/11/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る昨日の項、着床前検査というのでしょうか、生まれる前に事前に遺伝子の確認…

生命。

生命、といってみる。生きる、とちょっと違った感触である、語感である。池田さんは生命に関する科学のアプローチに付いて、注目をされていた。臓器移植への違和感であれば、自分の臓器の移植先は自分で指名すべきである、という言い方で、クローン技術では…

川崎。

中学生が殺される事件があった。最近は目が疲れるので、あまりテレビを見ないし、状況は切れ切れで新聞などで見る限りであるが、妙に心に残っている。うまく整理できない。理由のひとつは発生した場所。多摩川河川敷であるというではないか。実は今すんでい…