夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

夢。

夢を、見た。実は、池田晶子さんとは違い、夢を覚えていないほうだ。池田さんは一時期夢日記をつけていらしたと記憶するが。覚えていないので、夢というものに対する想いも今一つ?といってもいいかもしれない。夢は夢で今と同じ、あるいは別の生である、あ…

神とはなにか。

最近私は、〈神〉のことばかり考えている。 いや本当言うと、いつだって〈神〉のことしか考えてはいないのだが、〈神〉と言ってほとんど通じたことがないので、あまり言わないだけである。 池田晶子 魂を考える P.198より「おそらく」、宇宙は、善の極と悪の…

再び、美とは何か。

美、というものについて考えている。”美”を感じるには、たぶんパワー、心あるいは魂の、パワーが必要な気がする。ということは、”美”は”生きる”にとって、本質に極めて近いところにはあるが、本質には属さないものなのであろうか。つまり、”あったら嬉しいが…

考えることと、書くこと。

小林秀雄の”本居宣長”を読んでいる。実は本は文庫本も単行本も持っているのだが、きちんと読んでいなかった。読んでも、なかなか進まなかった。 しかしこの5月に鈴屋、つまり本居宣長の住まいへゆき、これも買ってあったが読めていない”古事記伝”をパラリと…

美とはなにか。

真善美、という。その中で一番重要なのは、なんとなく真であると感じる。善、も美、も、真をベースに変容した結果、ある意味派生物と感じる。真であること=善。真を示すこと=美。といった具合に。 だから、真と比べて善や美が劣るのかというと、そうではな…

贅沢。

確信は持たぬが、意見だけは持っている人々が、彼の確信のなかに踏み込む事だけは、決して許さなかった人だ。 小林秀雄 本居宣長 P.40 新潮文庫僕らは記憶に相談して、毎日新しいものをつくっているんですよ。 小林秀雄 講演 第四巻 現代思想について 1961.…