夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

居酒屋兆治 を見た。

人が人を想う事は、誰にも止められない。正確ではありませんがそのようなことを高倉健の妻役の加藤登紀子がいいます。そして、その加藤登紀子が作詞作曲した曲を高倉健が歌うエンディングが流れる。 映画の役柄ですが、演じる人たちの属性、というか存在感が…

「なぜならどの始まりにも魔力がついていて」。

ヘルマン・ヘッセ、”ガラス玉演技”より。そしてどの始まりにも魔力が宿っていて、それが私たちを守り、生きることを助けてくれる。それならよし、心よ、別れを告げよ、そしてすこやかなれ! 踏み越えよ!(p.345)私たちは朗らかに場所を次から次へと 通り抜…

「私は物語によって生きられる」。

あたりまえなことばかり p.150 池田晶子 ”人は、自分の人生に密着しすぎている、そんなふうに感じることがある。別の言い方をすれば、人は人生を生きるのは自分であると思い込んでいる。”同、p.149”物語を生きているのだというこの自覚は、不可避であるこ…

帰国しました。

昨晩、帰国した。 小林秀雄は1952年(昭和27年)12月、50歳の時、今日出海とヨーロッパへ行っている。朝日新聞特派員も兼ねていたということで、翌年7月までの長期間、一度行くと今度はいついけるかわからないまさに”洋行”ということばが当てはまる旅であっ…

アメリカへ。

前後ありといえども前後際断せり 道元 1週間ほど出張のこととなった。アメリカへゆくのは、初めてだ。バインダーにメモのように日記のように書くようになってどれくらいが経つのか。2006年の11月に英国とオランダに行った時のメモをみた。この頃は池田さんが…