夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2013-06-01から1ヶ月間の記事一覧

魂。

魂、ということばにより表されることは、なんともモヤッとした肌触りだが、この”ハッキリしない感”ともいうべき感じが、逆に魂、ということばのもつ広がりを担保している感じがする。人の話を聞くのは、楽しい。講演、というもの、授業、というものの本質と…

池田晶子さんの、間合い。

長く会社でお世話になった方が今週で業務を終了された。会社での生活が”生きる”ことである、とはともとより思い定めているつもりはないのではあるが、長く務めているとそもそも生活=会社、という感じにどうしてもなってしまう部分はある。池田さんがよくお…

書くこと。

信じることと、書く事。 知ることと、考えること。この4つの周りをうろうろする。PCの調子がいまいち。思えばただでいただいたもの。家電でもあるPCだが、寿命もあるのだろう。ふと気づけば、蛍光灯も貰い物。20年は使っている。 家電、とはいうが、物に魂…

年齢。

前回書いた、”捨て眼”。いわば無意識にセンサーを常時張り巡らす、という感じであろうか。 自動哨戒、とでもいうのか。日々読むものといえば新聞、カラーが当たり前になり、字とともに”絵”も楽しめるようになった。そして、前提として使い捨て、読み捨て、で…

捨て眼、捨て耳。

最近聞いて、残った言葉。”捨て眼””捨て耳”。いつも、どこにいても、意識の中に眼を開いておき、見るとはなしに見る。意識のどこかを、常にOPENにしておく。ONにしておく。そう意識することで、世の中で自分が美しい、と思うことを、心に残しておきた…

読み直すこと、書き写すこと。

毎朝、通勤時にバインダー式のノートを取り出す。100円ショップの厚紙表紙のものである。挟み込むシャーペンも100円、リフィールも100円だ。ことさら節約しているということが言いたいのではない。しかししめて300円で必要にして十分なメモが出来る機能が手に入…

テレビ三昧。

テレビを一日中見ていた。テレビというものとの付き合い、これは人が1日の、あるいは人生のエネルギーや時間、時間という名の財産をどうつかうかに大きく影響を与えるものである。”ずっと見ていては時間があっというまに過ぎてしまう”し、”眼も疲れる”。”視…

墓碑銘。

墓碑銘、というものに、特別興味があったわけではない。意識したのはやはり、池田晶子さんが亡くなったあと、「週刊新潮」に掲載されたエッセイのタイトルである。”生きているものは必ず死ぬという当たり前の謎、謎を生者に差し出して死んだ死者は、やはり謎…