夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧

植物たち。

春、ささやかな我が庭にも、芽吹きの季節がやってきた。この時期、庭にでるのは愉しい。 ホスタの葉が、日々大きくなる。多肉植物はいつの間にか安物のプラスティックの鉢から溢れんばかり。葉色が好きで、多数あつめたヒューケラ、結構栽培は難しく、消えて…

中原中也。

中也は、1907年4月29日、山口県に医者の長男として生まれた。 小学校ではほぼ甲。山口中学で”文学に耽りすぎて”落第。16歳で京都・立命館中学へ編入。講師の京大生と展覧会へ行く、酒を飲む。愛称は”ダダさん”。17歳、3歳年上の女優・長谷川泰子に会う。泰子…

アウトサイダー。

芋づる式に本を手にする喜び。そもそも、コリン・ウィルソンの”アウトサイダー”は内田樹氏のお薦めだった。それを読み、今度は小林秀雄がらみで河上徹太郎の”日本のアウトイダー”をこのたび購入。開いて読めば、この本はコリン・ウィルソンのアウトサイダー…

矢川澄子。

この人とは、人生の初期のころから接して来た。そう、絵本の紹介者として。子供の頃は勿論わからなかったが、その選択、翻訳には強い意志を感じる。例えばクライドルフ。花を棲みかに作者: エルンスト・クライドルフ,矢川澄子出版社/メーカー: 童話屋発売日:…

最後の対談。

これで、今生の別れかな・・・小林ぃ、生まれて初めてだ、お前にこんなにもてたのは。・・・死ぬまでに又会おう。さよならぁ。・・年取るっていうのはね、辛いもんですわね。最後の晩餐かなあ。ありゃア、来年死ぬねえ、いや、再来年くらいにしとこうか。。…

巴里の女優たち。

”居ながらにして全宇宙を回遊する意識、あそびの快楽を知る者たちは、「もうひとつの人類史」をひそやかに形成する。” 池田晶子 最後からひとりめの読者による「埴谷雄高」論 P.81生きて、うごめき、働き、果てる。そんな人生ではあるが、こうして様々な先人…

二十四の瞳。

昭和28年から29年、1年余りの時間を費やした木下恵介監督作品、”二十四の瞳”を見た。木下惠介生誕100年 「二十四の瞳」 [Blu-ray]出版社/メーカー: 松竹発売日: 2012/08/29メディア: Blu-ray クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見る高峰秀子、須賀…

一は全。

”ピアニストのノート”を読んでいる。ピアニストのノート (講談社選書メチエ)作者: ヴァレリー・アファナシエフ,大野英士出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/12/11メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 1回この商品を含むブログ (10件) を見る歯ごた…