夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

教養。

「教養」というのは、「生」の知識や情報のことではない。そうではなくて、知識や情報を整序したり、操作したりする「仕方」のことである。 P.14 内田樹 街場の現代思想 文春文庫ゼネラルアーツ(教養)がやはり必要だ、ということが、会社生活でも言われてい…

ヒューケラ。

ヒューケラが好きだ。基本的に多年草であるところ。昨年の夏はライムグリーン系の鉢を何鉢も枯らしてしまったので、ちょっと悲しくなって、やめようかな、という気になったのだが、鉢は調子が悪そうであれば頻繁に場所を動かすべき、というある意味当たり前…

なごや正文館へ行った。

名古屋へは社会人になってから来た。当然名古屋生まれの人が知っているような名古屋での基本的な情報が無い。例えば本屋。新刊書店の場合、どうしても大きな本屋へ行く。 今ならJR高島屋の三省堂か、名古屋駅のジュンク堂。テルミナにあった三省堂がその前は…

死者は生者を導くことができるか。

死者に対する呼びかけ、ということを初めて意識したのは、 池田晶子さんが小林秀雄に対して恋文、というかたちで発表された 文章を読んだときだ。一読、頭でわかっている「文章を通して故人に接する」という固定観念を、なにか少し超えた部分があるように感…

そのときあなたは何を食べた?世の中全て心意気。

内田樹先生の「街場のメディア論」を読んでいる。で、思ったこと。メディアに限らず、結局この世は、"こころ意気”だな、と。矜持、意地、責任感。いろいろ言い方はある。 また、仕事の場合は、天職(CALLING)、召命されたもの、などという言い方もある。人に…