夢見るように、考えたい

池田晶子さんの喝、”悩むな!考えろ!”を銘としております。

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

池田晶子と高島野十郎。

接点がなかった2人であるが、共通点が何点か在るように思う。 というより、僕が興味を持つ人々に一定の型があるのであろうか。何のためにか生まれた。あとは死ぬまで生きるしかない。両者ともそうした諦念に在ったように思う。投げやりではない。むしろ決意…

池田晶子さんの勁さ。

近日池田さんの「事象そのものへ!」が新装版で出版されることから、同書の読み直しを行っているわけである。改めて感じることでもなく、残念ながらの事実であるのが、我が読解力、理解力の脆弱さだ。20代の池田さんの書かれた文章に、亀のように、蝸牛の…

比較こそすべての不幸の始まり。

と最近とみに思うようになった。1.人より持っていると思う場合。 →持っていることの脆さ、失うことのこわさに苛まれる。 満足していればしているほど。 持っていることで人を見下す楽しい地獄へ行く不幸。2.人より持っていないと思う場合。 →持つものへ…

無敵のソクラテス。池田晶子さんの本復刊2冊!!!!!!!!

新潮社 『無敵のソクラテス』 池田晶子、NPO法人わたくし、つまりNobody/編 1/29 \2,940 事象そのものへ![新装復刊]作者: 池田晶子,わたくし、つまりNobody出版社/メーカー: トランスビュー発売日: 2010/02/02メディア: 単行本 クリック: 30回この…

息苦しさ(=生き苦しさ)がある。求めない、が必要では?

求めない『求めない』 加島祥造作者: 加島祥造出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/06/29メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 67回この商品を含むブログ (115件) を見るを読んだ。著者が80才を超え、今まで50年以上書いてきた日記、それまでは読み返すこと…

穏やかな正月となった。

海外では、新年は単なる新年で、クリスマスのあと特段祝うことはないようだ(中華圏は除く)。昨日から降り出した雪が積もっていたが、日が照って来て初春の初雪も儚く消えてしまうところだ。ゼラニウムの鉢植えを昨晩念のため雪の掛からないところへ避難させ…

2010年。

2010年が始まった。今までは元旦に早起きして神戸の実家に出かけるというパターンであったので、大晦日は早々に寝ていたが、本年は元旦は家にいることになった。ということで、見た。紅白歌合戦。みんなが見ているから、という理由で見るには、育った環…